オープンソースの3Dプリンタと今購入できる家庭用3Dプリンタ

最近3Dプリンタに興味深々です。
友人がPrusaという3Dプリンタをオーストラリアから購入したというので組み立てさせていただきました。
オーストラリアから購入したのに送付元はなんとインドだったとか。

そんな流れで今回は、オープンソース3Dプリンタについて調べたことを書いてみます。

RepRapプロジェクト
RepRapとはオープンソース3Dプリンタです。
オープンソースというと、Linuxとかで、Windowsはメーカーの製品だ、とかで覚えた言葉、オープンソース
無料で仕様を公開していて皆で開発、性能向上だったり不具合を見つけて修正していきましょうというのが元の意味。
ということで、RepRapオープンソース(仕様公開)の3Dプリンタです。

プラスチックの部品が沢山使われていますが、その部品をRepRap自身で3Dプリントできます。
自分で自分を開発できる機械。うーん、素敵。

RepRap.org(日本語)


今購入できる家庭用3Dプリンタ

で、そのRepRapから作られた3Dプリンタは意外にも沢山あります。
全て自作モノになり、自分で組み立てる必要がありますが、組み立ても愛着の内。
苦労して組み立てたそれは自分だけの3Dプリンタになるでしょう。(たまに部品が足りなかったりするようですがそういった場合は東急ハンズにお世話になりましょうw)

3D PRINTER REPRAP MENDEL Evolution
69800円で販売予定。自作必要。

Lunavast PrusaV2 3Dプリンターキット

75000円。販売中。自作必要。



Buccaneer(バッカニア)

Pirate3D社の3Dプリンタ。予告価格が347ドル。クラウドファンディングkickstarterで目標額10万ドルで投資を募ったところ、$1,438,765(約1億4千万円)も集まってしまった。$347(+送料を)支払うことで購入が成立するようだが2013年12月、2014年2月、2014年4月発送のものは既に締切で今購入はできない様子。その後発送の受付はしていない。

Solidoodle 3D Printer, 2nd Generation

こちらは完成品(組立いらず)。ベースモデル$499(約5万円)、プロモデル$599(約6万円)、エキスパートモデル$699(約7万円)。

ヤマダ電気ビッグカメラで販売中のもの

cube

完成品。16万8千円。

CellP

組み立て必要。14万8千円。受発注のため納期が結構かかる。


いかがでしたか。個人的にはバッカニアがほしいですね。サイトの写真やテキストも魅力的。
購入していないですが、今なら価格的にもおすすめの3Dプリンタと言える気がします。
なんとかして買えないものかな・・・。

最後に。海外の3dプリンタ参考サイトで一覧を見てみた。
http://www.3ders.org/

こちらを見ると$200の3dプリンタもあったようです。
あった、としているのは今はもう販売していないようだからです。
やはりこの中でもバッカニアは光っていますね・・・。